書評:「本当にやりたいことがみつかる 運命の仕事に出会うための本」(久保田展夫:クロスメディア・パブリッシング)

評価:
久保田 展夫
クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
¥ 1,449
(2013-04-15)


私と同じ新潟出身で、ホワイトハンズのイベントにも何度もお越しくださった久保田さんが、このたび、初のご著書を出版されたので、応援の書評を書かせて頂きます!


女性向けの自己啓発&キャリア本、という、出版業界においては、まさに「超」がつくレッドオーシャン=血の海がごとき激戦区の世界で本を出されるとお聞きして、内心ドキドキしていたのですが、タイトル&内容共に、奇をてらわずに直球ど真ん中、まさにストレート勝負の一冊でした。


久保田さんの、起業に至るまでの苦労体験、コンプレックスとの戦いも、とても真摯かつ丁寧につづられているので、同じく口下手で根がひきこもりな私も、共感して読むことができました。

そもそも女性との付き合いが非常に苦手だった著者が、40歳という年齢で、女性を応援する会社をつくり、多くの女性の賛同と共感を得ながら、様々なサービスをコミュニティを立ち上げ、軌道に乗せていった、という過程の話は、非常に面白かったです。


最近は、キャリア系の自己啓発本というと、釣り狙いのタイトルや、やれガンダムがどうしたジムがどうしたワンピースがどうしたナルトがどうした、といった(笑)、読者におもねってサブカルネタに走ればいいってもんじゃないんじゃないの、的な本が多かったと思うのですが、内容的にも戦略的にも、著者の体験談を交えつつ、直球ど真ん中で行くのが、実は一番賢明、かつ読者の心に届くのでは、と非常に考えさせられた本でした。


ちょっと前までは、「起業」というと、「夢」「憧れ」といったイメージで語られがちだったと思うのですが、「起業=自分で仕事をつくり出すこと」として考えると、これからの時代、「自分で仕事をつくり出すこと」ができる人でなければ、現実的に、生涯を通して働き続けることは難しいのでは、と思います。


以前、就活中の大学生の方にお会いしたとき、「誰もやっていない、ニッチな分野を選んで起業して、そこで、必死に頭と体を使って、10年くらい試行錯誤を続けて粘って、第一人者の椅子に座ってしまえば、その分野で一生食えるくらいの各種資産が身につくはずだから、長い目で見れば、就活するより起業する方が、はるかに人生安定するんじゃないですか」ということをお話したことがあります。

その時は、学生さんから「いや、起業なんて、誰でもできることじゃないですから」と、あっさり否定されてしまったのですが、冷静に考えれば、就活も起業も、メリット・デメリット共に、さほど変わらないのでは、と思います。


その意味で、起業やキャリアアップに興味があって、かつ自分の現状に悩んでいる20〜30代の女性の方にとっては、本著は、第一歩を踏み出すための、ナビゲート役を果たしてくれるのではないでしょうか。

Facebookを活用したコミュニティの作り方、ブログ等で情報発信する際のバランスのとり方、日々の行動習慣など、役に立つ小技もあれこれ盛り込まれているので、このテーマに興味がある方は、ぜひ手に取って読まれてみてください。



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