【1789日目】「性の介護」に、介助器具&自助具は不要


白河桃子さんの本は、ほぼ全てチェックしております!

本日は、午前中は、3月16日(土)に開催予定の体験型講座「ホワイトハンズ大学@渋谷」のPR業務。

全国で開催されているヘルパー2級(介護職員初任者研修)の講座や、介護福祉士の養成学校のカリキュラムに、性護をぜひ入れてほしいので、その辺も踏まえて、PR活動に精を出したいと思います〜。

午後は、ひたすら「性護ケースステディ48」の執筆。今月末までには、どうにか目途をつけたいですね。


話は変わって、性護と自助具の関係について、結構定期的に問い合わせを頂いているので、このブログで書いておきます。

毎年、アダルトグッズメーカーの方から、「ケアサービス用に、グッズを寄付したい」「無償提供したい」というお申し出を頂きます。

そのたびに、感謝+お断りの言葉と同時にお伝えしているのですが、ホワイトハンズでは、障害当事者の方が必要としているのは、自助具や介助器具ではなく、あくまで「人間関係」だと考えています。

家族、介助者、ケアスタッフ、友人、恋人、配偶者などの信頼のできる人間関係があれば、性的支援に際して、自助具や器具は一切不要です。

もちろん、「あると便利だよね」的なものは、確かにあると思いますが、「持ち手をつける」「置き場を作る」程度のことは、自分で工作すれば(介助者にしてもらえば)できるので、わざわざメーカーが商品化したりするレベルのものではない。

創業以来、全国の多くの障害当事者や難病患者の方々にお会いしていますが、「信頼できる人間関係が欲しい」という声は聞くことはあっても、「自助具が欲しい」「作ってください」という声は、一度も聞いたことがありません。

「身体の不自由な障害者の人には、自助具を与えれば喜んでくれるだろう」というのは、あくまで、健常者目線の発想でしかない、と考えております。

そう、これまで、ほぼ全ての店舗が失敗に終わっている「障害者向け性風俗」と、全く構造は同じわけですよ。「障害者の人は、セックスできなくて困っているに違いない⇒だから、専門店をつくれば喜ぶ(儲かる)だろう」みたいな、ベタな発想ですね。

アダルトグッズメーカーの方から、「障害者向けの、性的な面での自助具の開発を行う非営利団体を作りたい」という声をお聞きすることもよくあるのですが、上記の理由から、(障害者向けの性風俗店が成立しえなかったことと同様に)「自助具の開発を行う非営利団体」は、これまでも成立しえなかったし、これからも成立しえないのでは、と思います。

もちろん、アダルトグッズで培ったノウハウを活かして、社会貢献的な活動をしたい、という志は、非常に素晴らしいことだと思うので、当事者のニーズを綿密に調査した上で、「健常者目線の思い込み」とは一線を画する商品やサービスを、ぜひ開発して頂きたいと思います。

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「性の専門職」育成プログラム:「ホワイトハンズ・プログラム」              

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